憧れの人を思い浮かべて、「あの人だったらどうするか?」と考える。
すると、モチベーションが一気に上がったり、気分を一瞬で変えたり、新しい発想が出てきます。
最近、よく使うようになったテクニックです。もっと早くからやっておけば良かった。
他人の頭で考えると感情をコントロールできる
「あの人ならどう考えるか?」と想像すると、自分の感情を切り離すことができます。
このテクニックは、「脳と気持ちの整理術」という本で知りました。
この本の著者は脳神経外科医で、役立つアドバイスがたくさんありました。
「他人の脳で考える」のは気持ちの整理に有効だといいます。
たとえば、クレームを受けて腹が立っているときに、「松下幸之助さんならどう考えるか」という風に考えてみる。
(中略)
尊敬できる人がいるというのは、感情をコントロールする上でも、とても貴重なことだと思います。
人間には防衛本能があるので、自分の頭だけで考えていると腹を立てることが増えていきます。
尊敬する人を思い浮かべて、「あの人だったらこの状況をどう理解するか」と考えてみると、困難な状況でも冷静さを取り戻すことができます。
このとき思い浮かべる人は、実在しない人物(映画の主人公など)でもいいそうです。
自分自身にとって有効な人物を思い浮かべることが肝心です。
「あの人ならどうするか?」と考えると布団から出る気になる
他人の脳で考えるのは、上記以外の効果もあります。
たとえば、寒い冬で起きたくないとき、ダラダラと怠けて寝坊してしまいます。
そんなときに尊敬する人物を思い浮かべて、「あの人ならどうするか?」と考える。
たとえば、「坂本龍馬だったら、この状況で惰眠をむさぼるだろうか?」と考える。
「いや、そんなはずはない」という結論になる。
そして、気合を入れてベッドから起き上がる気になります。
起業している人なら、スティーブジョブズとかイーロンマスクとか、孫正義とか本田宗一郎とか、心の中で尊敬している人がいると思います。
私はイーロンマスクの猛烈な働きぶりに心酔しているので、気持ちがダラケたときに、「イーロンマスクなら、このときどうするだろうか?」と考えるようにしています。
すると、バリバリ仕事をする気になります。
ぜひ、あなたの尊敬する人物を思い浮かべて、常に「この状況で、あの人ならどうするか?」と考えてみてください。
ちょっとした思考のテクニックですが、自分の行動を驚くほど変えることができます。
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