自宅で起業する人が増えています。
私は現在進行形で自宅起業していますが、メリットをヒシヒシと感じています。
自宅起業に興味がある人に向けて、メリットをまとめておきます。
1.賃貸コストがかからない
事業用に部屋を借りてしまうと、賃貸費用が毎月かかります。小さな事務所や店舗であっても、年間70万〜150万円近くの固定費がかかってしまう。
水道光熱費も事業用に必要となります。
売上が好調ならいいですが、不調なときはものすごく負担になります。
自宅で起業すれば、賃貸コストや水道光熱費を追加で負担せずに済むので、ものすごく楽です。
2.生活と仕事の道具を共有できる
事務所を構えてしまうと、事務用品を片っ端から揃えることになります。
- 椅子
- 机
- PC
- 電話
自宅にあるのに追加で買うことになる。
それだけではなく、細々した生活用品まで必要になります。
- ポット、コップ、コーヒーメーカー
- 簡単な掃除器具
- 冷蔵庫
- 石鹸、ゴミ箱
こういったものが、事務所用に追加で必要になります。
私が事務所を構えていた頃、仮眠ベッドまで買う始末でした。普通に生活できるくらいのコストがかかってしまう。
自宅で起業すれば、すべて生活用のものと共有できます。ものすごいコスト削減になります。
3.食費がかからない
自宅にいると食事は自炊できます。自炊はやっぱり安上がりです。
事務所を構えてしまうと、いちいち外食になる。毎日のことなので、びっくりするくらい食費のコストがかかります。
昼食だけでなく、休憩するときにカフェに行きたくなる。
もちろん、売上好調ならいいんですが、不調なときに重くなってくるんです。
自宅で起業していると、売上不振になったときに、どこまでも節約できます。
4.事業内容を変えやすい
スモールビジネスは身軽さが取り柄です。ビジネスチャンスを求めて、事業内容を変更することがあります。
そのとき、自宅で起業していると、柔軟に変えやすいわけです。もともとコストがかかっていないので、新しい事業に取り組みやすい。
しかし、事務所や店舗を借りてしまうと、すでにコストや労力がかかっているので、それらが必要ない事業へと変更しづらくなります。
5.精神的な圧迫感がない
自宅で起業しているとコストがかからないので、売上不振になっても、精神的に追い詰められなくなります。余裕をもって、長期戦で取り組めます。
コストのかかる起業をしてしまうと、毎月の支払いが頭から離れなくなって、売上不振のなったときに切羽詰まってしまう。
精神的に余裕がないと、打開策が場当たり的になりがちなので、悪循環がはじまります。
心に余裕があると、より長期戦で事業に取り組めるので、結果的もついてくるものです。
米国でもガレージ起業が常識
アップルを創業したスティーブ・ジョブズとウォズニアックも、最初は自宅ガレージからはじめました。
コストのかからない自宅起業からはじめるのは、誰が見ても合理的で、あまりにも常識的な判断です。
しかし、かつて私がそうだったように、起業して体面を整えることにエネルギーを使ってしまう人もいます。
無駄なコストをかければ、キャッシュはどんどん流れでていって、生き残ることができなくなります。
儲かるまでは自宅起業でチャレンジすることを強くお勧めします。
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