誰にでも「やる気が出ない日」があります。
そんなときでも、ちょっとしたことでやる気が出ることがありました。
気分を変えて、やる気を出す方法をご紹介します。
成功体験を思い出す
最初にニーチェの言葉を引用します。
最大の薬は何か。勝利である。
若い頃に知った名言ですが、強烈な印象とともにずっと胸にあります。
勝利、達成、成功・・・これほど気持ちを高めるものはありません。
あらゆる生物のDNAにインプットされている気がします。
そこで、やる気がでない日には、勝利を薬として使いたいところです。過去の成功体験を追体験できるものを用意しておきましょう。
どんな些細なことでもいいですから、勝利の高揚感が蘇る何か、勝利を思い出せる何かを用意します。写真でも道具でも何でも。
やる気が出ないときは、それらを見ることで過去の勝利を思い出しましょう。
温かいイメージをもつ
欧米の職場では、家族やペットの写真が机に置いてあります。
日本の職場では少し気恥ずかしい気がしますが、引き出しでもスマホでもいいので、愛する者の写真を入れておきましょう。
それを観ることで、鬱屈した気分が一気に温かいものに変わります。
家族の写真に限らず、愛するものであればいいわけです。過去に旅行して感激した風景写真でもいいですね。好きな動物のフィギュアもいいです。
立ち上がって場所を変える
ちょっと立ち上がって、今いる環境から離れることも有効です。
15分ほど散歩したり、軽く体操をする。
そのときは仕事のことを考えず、頭を空っぽにして、周囲の環境を観察するようにしましょう。
体を動かすこと、場所を変えること。
この2つは、気分が浮かない時にすぐ実行しています。
室内でもんもんとしているより、外で散歩をした方が、やる気を出す効果があります。
他者の立場にたってみる
不思議なんですが、「自分」から離れてみると、やる気が出ることがあります。
目を閉じて、誰か他者の立場になってみる。
仕事でやる気がでないなら、職場の同僚、上司、顧客になりきってみる。
営業マンだったら5分でいいから真剣に顧客の立場にたって想像してみる。
たとえば、タクシーの運転手さんだったら、やる気が出ない時にお客さんのことを真剣に想像してみる。
他者の立場になると、やるべきことの意味合いを理解できます。
なぜ私はこれをやるのか?が明確になることで、やる気が出てきます。
これは「視座の転換」として、上記の本でも紹介されています。
他者の視点で考えることは、物事を俯瞰して理解するテクニックなのです。
自分の気分が変わる要素を覚えておく
人それぞれやる気のツボがあります。
自分は何によってやる気が出てくるのか、日常の生活の中で常にチェックしておきましょう。
大好きな趣味がある人は、そのことを考えると「仕事も頑張ろう」と思えるはずです。週末に釣りに行くことを考えると、仕事に張りが出るとか。
私の知り合いは、やる気の出ないときは貯金通帳を見るらしいです。そうすると、「もっと稼ごう」とやる気が出てくるそうです。
自分自身のことを深く知っていればいるほど、気分を自在にコントロールできます。
「自分のやる気のツボ」を日々チェックしましょう。
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