片付けができず、部屋が散らかってしまう人が少なくありません。
「片づけたい」と思っているのに、どうしても整理整頓ができない。
そのような人が、片づけられるようになる方法をご紹介します。
片付けが苦手だった頃
私も片付けが苦手でした。子供の頃は、散らかり放題の部屋で過ごしていました。
- 頑張って片づけても、部屋がすぐに散らかってしまう。
- 片づけるのがものすごく億劫
- 片づけられないことに心の負担になっている。
こんな状態でした。
片づけに関して精神的なストレスをけっこう感じていました。
「やらなきゃ」という義務感があるので、部屋にいても心が休まらない。
きっかけは本だった
大人になって、あれほど苦手だった片付けができるようになりました。
単に「片づけられる」というより、片付けが好きになった。
以下の2つの本を読んだことが大きな契機になりました。
「ガラクタ捨てれば自分が見える」
この本は、部屋の状態から精神状態がわかることを解説しています。
たとえば、大量の本を抱えている人は、知的権威への依存がある。
この本をきっかけにして、部屋の状態と心について考えるようになりました。
「風水」の本なので占い的な記述もあり、その部分が苦手だったんですが、それでも充分にためになりました。
「新・片づけ術 断捨離」
モノとの関係を通して、人生を考える本です。ブームになった本なので知っている方が多いはず。
「この本は500年後になっても読まれるんじゃないか?」と感じるくらい真に迫った内容です。
絶対に読んでおいて損はないです。
片付けの価値を信じられるかどうか
片付けが苦手だった私が、当たり前のように片づけられるようになったのはなぜか?
片づけの価値を信じられるようになったからです。
それまでは、「(子供時代)部屋が散らかっていると怒られる」とか、「(大人になってから)汚い部屋は恥ずかしい」とか、考えていました。
「だから部屋を片付けなければならない」という義務感だけでした。
上記2冊の本を読んでから、「私の人生はこの部屋の状態と密接につながっている」と理解できたのです。
他人がどうこうではなく、人生の問題だと気づいたのです。
部屋の状態を整えることは、私自身の人生を整えることになる。そう信じられるようになってから、部屋の片づけは喜びになったのです。
義務感はない。ただ探求心があるだけ
私と部屋との関係。私とモノとの関係。それを知ることは、自分自身の人生を知ることにつながります。
片付けを通して、自分の人生への理解が深まる気がします。
ですから、部屋の片づけにはまったく義務感をもっていません。
ただ、人生への興味がそのまま片付けへとつながっています。
片付けができない方々は、ぜひ片づけの認識が変わる本を読んでみてください。人生も変わると思います。
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