家の呼び鈴がなって出てみたら、葬儀の互助会の営業でした。
とても感じの良い人だったけど、丁重にお断りしました。
そもそも互助会についてよく知らなかったので、調べてみました。
葬儀費用の積立
互助会とは要するに葬儀費用の積立のことみたいです。
ネットで検索すると「互助会への入会を勧めるサイト」ばかりヒットしますが、深く検索すれば中立的な解説サイトもあります。
以下のサイトがわかりやすいし、中立的な内容でした。
強調されていたのは、中規模以上の葬儀のために入るものだということ。お金のかかる葬儀に備えるものです。
家族葬のような低価格の葬儀であれば、積み立てる必要性がそれほどないです。
最近は葬儀を簡素にする時代になってきたので、互助会の役割は小さくなりつつあります。
急な葬儀に対応できる安心感
結婚式と違って、葬儀は急になることが多いです。
突然の訃報があって、数日以内の葬儀が必要となるかも知れません。
互助会に入っておけば、急な不幸があったときでも、丸投げできる安心感もありそうです。
家族や親族が近場にたくさんいればいいですが、そうでないときは心細くなります。日頃から葬儀屋と付き合いがあるのは確かにメリットかも知れません。
最近は、こういったメリットを重視して、家族葬などの低価格葬儀の互助会プランもあるそうです。
解約や倒産のトラブル
上記のサイトでは、互助会を解約した時に、想定よりも手数料を取られるケースがあり、裁判にもなっているそうです。
また、互助会が倒産したときに、他の互助会にスムーズに移籍できるのか、多少の不安もあります。
互助会に入る前には、契約内容について入念に調べた方が良さそうです。
日本は冠婚葬祭に金をかけすぎ
日本に互助会が多いのは、葬儀にお金がかかる社会だからです。
お通夜から葬儀まで、大量の人を呼んで飲食をする。坊さんも戒名だの何だのと金をとる。
葬儀は、親類や地域社会との交流の機会だったのでしょう。
もう時代が変わっていて、お金のかかる葬儀は誰も望んでいないような気がします。
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