パチンコ依存症だと思ったら読む本 | パチンコ依存を克服した経験談が参考になる

依存症

パチンコ依存症の経験談、克服のヒントが書かれた本をご紹介します。

パチンコがやめられなくて苦しんでいる方は、読むたびに勇気づけられるはずです。

禁パチの第一歩は、パチンコ依存の本を読むことです。

私、パチンコ中毒から復帰しました

とにかく読みやすい文章で、パチンコ依存の体験を語っています。自分自身の内面を言葉にしているので、パチンコ依存症の人から見れば、内面のもやもやが晴れるような気分を味わえます。

本書の章立てをご紹介します。

目次

  • 第1章 パチンコにはまり続けると一体どうなってしまうのか?
  • 第2章 「パチンコ依存は病気である」に潜む落とし穴!
  • 第3章 パチンコを完璧にやめるために、まず心構えを完璧にする!
  • 第4章 パチンコ関連情報を完全にシャットアウトする!
  • 第5章 「本来の自分」について深く理解する!
  • 第6章 「本来の自分」を徹底的に強くする!
  • 第7章 SNSを上手に活用する!
  • 第8章 パチンコ中毒者のご家族の方にどうしても伝えたいこと

印象としては、著者は軽度のパチンコ依存だったように思えます。

著者のように自分の意志でやめられる人ばかりではありません。まずは本書のやり方を試してみて、それでも禁パチできなければ、かなり重症だと理解した方が良さそうです。

パチンコをやめたら人生はどのように変わるか

この本には、パチンコをやめた後の人生の変化について書かれています。

必ずしも「パチンコやめて人生バラ色」ではありません。

ポッカリ空いた時間の使いみちに困ったこと、人生の問題に直面することなど、ありのままに書かれています。

しかし、それでも「パチンコをやめた方が良い」と確信できるはずです。

パチンコをやめた後のことが知りたい方はぜひ読んでみてください。

やめられない ギャンブル地獄からの生還

著者の帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)さんは、精神科医でありながら小説家としても有名な方です。代表作は「閉鎖病棟」など。

本書はパチンコ依存者の手記という形式を取りながら、「パチンコ依存とは何か」に迫っています。

プロの作家なので、類書にはないほどパチンコ依存者の心理描写がリアル。しかも現役の精神科医なので、脳内に何が起きるか?という説明も詳しい。

とにかく怖いです。パチンコ依存は洒落にならないことがよくわかります。

依存者やその家族はもちろんですが、パチンコをやる人すべてに読んで欲しい本。

パチンコ依存症から立ち直る本

パチンコ依存に15年間苦しんだ著者の克服ガイドです。

借金を繰り返し、親からは勘当され、債務整理、そして自殺未遂。
パチンコに費やしたお金はトータルで1,600万円。

著者が経験した苦しみは、上記に要約されています。

本書は、依存経験者だからわかる実践的な禁パチ法を数多く紹介しています。「パチンコを打ちたい衝動は永遠に続かない」という金言も出てきます。

電子書籍なので、スマホに入れてたびたび読み返せば、禁パチに役立つことは間違いありません。

パチンコはこうすれば止められる! ──元パチンコ店長が教える「脱パチンコ」実践編

本書も、禁パチ必読書の1冊。

著者は、元パチンコ店長であり、ギャンブル依存症カウンセラーという異色の経歴を持っています。

パチンコ屋の経営には莫大な経費がかかること、にも関わらずパチンコ屋は大儲けしていること、すなわちパチンコは絶対に店側が儲かる仕組みであること。

これらが詳細な数字で出てきます。「パチンコで勝とう」なんて発想がどれほど愚かなことかわかります。

また、第2部の「パチンコをやめる」では、元カウンセラーだけあり、参考になるアドバイスがたくさんあります。ぜひご一読ください。

ギャンブル依存症

本書は2002年に刊行された本。

硬派な本を出す日本放送出版協会から出ていることもあり、ギャンブル依存症を理解する基本書になっています。

著者は嗜癖問題を専門とする精神科医だけあって、ギャンブル依存者の実態だけでなく、その心理もくわしく解説しています。

大切な人をパチンコから取り戻すために

著者は自らギャンブルにはまり、自殺未遂まで経験しています。その後、「ギャンブル依存症克服支援及びパチンコ撲滅運動」の活動をはじめ、パチンコ依存者と家族の救済に奔走してきました。

本書も、パチンコ依存を考えるうえで欠かせない1冊です。

もはやギャンブル依存を自己責任で済ませられる段階にはなくて、パチンコ店で溢れかえった日本が異常であると痛感しました。

自己責任論は問題の解決につながらないと実感できます。

世界で一番シンプルな禁パチの方法

パチンコ依存症だった著者が、自らの経験を綴りながら禁パチの方法を伝えています。

禁パチは「いかに自分にパチンコをさせないようにするか」というゲームであるという視点が印象に残ります。

お金を持たないようにして、強制的にパチンコができないようにする。自分の意志をいっさい信用せずに、自分にやらせない工夫が必要なのです。

すぐに読めて、ためになる本です。

コメント