映画「億男」の感想

映画

Amazonプライムで映画「億男」を見ました。

宝くじで3億円当てた主人公が、起業家である友人にお金を持ち逃げされるという話。

同名のベストセラー小説の映画化です。

「お金とはなにか?」というテーマの映画ですが、最後までその軸がぶれません。とても良い映画でした。

俳優さんたちのキャラが立っていて面白いです。それぞれの俳優さんが持っている魅力が最大限発揮されているという感じ。個人的に、北村一輝さんのCTO役がツボでした。

少しのお金が必要

それにしても、お金ってなんでしょうね。この映画を観て、つくづく考えました。

人はどこまでもお金に振り回されてしまう。私自身もそうです。

映画の中で、主人公が懐かしく思い出すのは、親友とのモロッコ旅行だったり、妻と娘と過ごした日々。

その幸せな時間に多くのお金は必要なかった。だけど、少しのお金は必要だった。

より多くのを求めたときにお金の魔力にハマる気がしました。

落語「芝浜」について

映画の中で、主人公と親友は大学の落語研究会で出会いました。

落語の演目「芝浜」がたびたび出てきます。もちろん映画とストレートに関係があります。

私はまったく知らなかったのですが、最初から知っていると味わいが深まるかもしれません。(先が読めるようになるかもしれませんが)

→ 芝浜(wikipedia)

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