「賭けの考え方」という本があります。
ポーカーを例にして、賭け事で勝ち組になるための発想法を解説しています。
株式投資(特に短期トレード)にも役立つ内容でした。メモしておきます。
賭けで勝つための7か条
以下、「賭けの考え方」7か条です。
1.物事は運と実力が混在する。短期的には運に左右される現実を理解する。
2.長期的視野でプレイする。
3、金を儲けることより正しい決断を下すことを優先させる。
4.金にたいする執着を捨てる。合理的な決断ができなくなるから。
5.自尊心を持ち込まない。合理的な決断ができなくなるから。
6.決断からあらゆる感情を排除する。
7.分析と改善のサイクルを継続的に繰り返す。向上しなければ衰退する。
一言でまとめると、「合理的な判断を淡々と続ける」ということです。それが賭けに勝つ人たちの特徴です。
負ける理由が明らかになった
上記の7か条を逆の内容にしてみます。
すると「賭けに負ける理由」になります。
- 短期的には運の悪い時期があることを理解していない。
- 短期的な視野でものごとを判断する。
- 金を儲けることを何より優先してしまう。
- 金にたいする執着が強すぎ。
- 1つ1つの勝負にプライド(自尊心)を持ち込んでしまう。
- 感情的に判断する。
- 自らの判断を分析したり改善する努力をしない。
簡単にまとめると、「短期的な視野」「欲」「プライド」「感情」「怠惰」が負け組の切符ということになります。
人間関係でも上記の法則が使える
勝つためには、長期的な視野で、あくまで理性的に。負ける理由とは、短期的な視野で、欲や感情に振り回されてること。
勝負事において、上記があてはまることは直感的にわかりやすいです。
よく考えると、人間関係もあてはまりそうな気がします。
長期的な視野で、欲や感情に振り回されずに理性的に付き合うから、上手くいくのでは?
「短期的視野」「欲」「感情」「プライド」「無反省」で人と付き合うと、トラブルばかり起きると思います。
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