妬(ねた)み・そねみ・嫉妬。これらは人間に特有の強い感情です。
最近、「妬まれないベストな方法」を知りました。
相応しい人間になること
これが妬まれない方法。
「妬みを買わない方法は、相応しい人間になることである」
これは米国の投資家チャーリー・マンガーの言葉です。
マンガーは、投資の神様バフェットの右腕として、長年バークシャー・ハサウェイの副会長でした。3000億円以上の資産を築いたことでも知られています。
大金持ちになり、大企業の幹部になったからこそ、人々の妬みや嫉妬を感じることも多かったはず。
- 出世をしたら、それに相応しい人間になれば妬まれない。
- 金持ちになったら、それに相応しい人間になれば妬まれない。
- 幸運があったら、それに相応しい人間になれば妬まれない。
- 成功したら、それに相応しい人間になれば妬まれない。
それはマンガー自身が経験したことだと思います。
バフェットやマンガーを妬む人はほとんどいないと思います。金持ちになってもそれを誇ることもなく、見せびらかすこともない。ビジネスへの深い洞察と探求心。率直で飾らない人柄。
その成功に相応しい人間だとみんなが感じているのでしょう。
妬まれないための間違った努力
妬みは強い感情なので、妬まれると人間社会で生きていくのは難しくなります。
世の中の誰もが妬まれないように努力しているといっても過言ではありません。
しかし、妬まれないために、間違った方向で努力することがよくあります。
「影に隠れる」「控えめになる」「力を出し惜しみする」「活動量を減らす」「目標を下げる」「追従する」「嘘を言う」「演技する」「不幸になる」・・・
妬みを買わないという目的のために、すぐ思いつくのは上記のことです。無意識のうちに上記のことをしてしまうケースがある。
そうではなく、妬まれたくないなら、相応しい人間になればいい。これが正しい努力です。肝に銘じたいです。
特に子どもたちに伝えたいことです。子ども社会の中で、妬まれないように力を出さない子はけっこう多いので。
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